休暇は疲労回復と仕事依存症の予防になる

仕事依存症は休暇が怖い

休日も時間がもったいないからと仕事をしている人はいませんか？このように休日返上で仕事をしている人は、常に仕事をしていないと不安になってしまう仕事依存症かもしれません。しかし、いくら仕事をしていないと不安だからと言って休暇返上で仕事をしていても良い仕事ができているとはかぎりません。時間をかけて仕事をするよりも、きちんと休暇を取り心と体をリフレッシュした後で仕事をするほうが良い仕事ができる場合があります。仕事依存症にならないためにも、しっかりと休暇を取りましょう。

休暇は仕事の効率を上げる

仕事は内容が違っていても、基本は毎日同じことをしています。いくら楽しく仕事をしていても、それが続くとついだらだらと処理してしまい無駄な時間を作りがちです。しかし、週に一度でもきちんと休日を取り仕事から離れることができると気持ちがリフレッシュされ、同じ内容の仕事でも新鮮に感じ効率が上がります。また、一度仕事から離れることで新しいアイデアや仕事の改善点が見えてくる場合があります。このように、仕事に対する課題が見えてくると向上心も上がりやる気がでてきます。

かしこい休暇の取り方

仕事へのモチベーションを上げるためにも休暇は必要です。しかし、有給休暇を取るとなるとハードルが高くなりがちです。日本はまだ有給休暇を取るのに難色を示す人がいます。難色を示す上司や同僚に文句を言われないように有給休暇を取るためにはテクニックがあります。そのテクニックとは、まず有給休暇はなるべく1か月前に申請することです。1か月前に申請しておくと業務調整ができないから休暇が取れないということはありえません。早めに有給願いを出しても嫌な顔をされるのは明らかに職場に問題があります。
次は有給を取るときに堂々と申し出ることです。有給を取る時につい相手の様子をうかがったり謙る人がいますが、はっきり「◯月×日に休みます。業務に支障がないよう調整はします」と申し出た方が、余計な詮索や小言を言われずにすみます。有給は当然の権利で悪いことではありません。
最後は他の人のことを考えないことです。他の人に一切負担をかけないで休むことは不可能です。つい自分が休んでしまうと他の人に迷惑がかかると考えてしまいますが、自分が迷惑をかけた分他の人が休んだ時に返せば良いぐらいの気持ちで休みましょう。そうするとお互い有給休暇を取りやすい良い職場になります。