疲労の自覚症状がない仕事依存症はうつ病になりやすい

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疲労回復特集 毎日の仕事で疲労困憊のアナタに

うつ病を併発する危険がある「仕事依存症」

うつ病を併発する危険がある「仕事依存症」

日本人に多い仕事依存症

仕事が楽しくて仕事人間になっている人がいますが、仕事依存症になるとまた話しは違い、依存症という精神疾患になります。仕事依存症の人は、毎日会社に遅くまで残り、家にも仕事を持ちこむ、他人に仕事を任せられることができないなど、常に働いていないと不安感や仕事をしなければという脅迫観念にとらわれてしまいます。
仕事依存症になってしまうと、仕事以外のことはおざなりになりがちで、家族や職場の人とのコミュニケーションや人に合わせて付き合うことができなくなります。家庭では仕事ばかりで不在が続いたり、家庭より仕事優先になるため家庭不和や離婚など家庭崩壊になりやすいです。職場では、同僚にライバル意識を持ち仕事に猛進してしまうので、余裕を失い視野が狭くなったり、ミスが増えたりすることもあります。また、部下や同僚に対し自分と同じ仕事への価値観を求めてしまうため、相手にプレッシャーを与えます。さらに、人間関係でトラブルがあった場合は、その問題から逃げるように仕事に熱中してしまうので、事態を悪化させてしまう場合があります。そして仕事依存症の人は自分が疲れているのに心身の負担に気づかない場合が多いため、突然心の病や過労死で倒れることがあります。

仕事依存症の心の病

仕事依存症の人は、常に仕事のことを考えるため緊張状態が継続し、不眠やストレス、イライラ、抑うつなどに陥ります。特に休養もとらずに要求された仕事をしなければいけないというプレッシャーは、自分を追い込んでしまいます。そして、重すぎる責務を負わされた時やその仕事を終えた後の達成感や虚無感がきっかけで、突然うつ病になる場合があります。また、昇進、転職、転勤、出向、左遷、昇格、失敗、過労、などのきっかけでうつ病になる場合もあります。うつ病の他にも、高血圧や過換気症候群、消化器系の疾患、緊張性頭痛や心の疲れが体に現れる心身症や強迫性障害やパニック障害、全般性不安障害などの不安障害にもなりやすいです。

突然死と仕事依存症の関係

毎日が仕事ばかりの過重労働の生活は、心と体に影響を与え最悪の場合突然死してしまうことがあります。疲労が溜まると、血圧が上昇し心臓に負担をかけます。脳は自分で気がつかなくても体と心のストレスをキャッチします。ストレスは交感神経を緊張させ副腎髄質からカテコールアミン(アドレナリンやノルアドレナリン)を分泌し、この交感神経の緊張により心拍数が増加し血圧も上昇させ狭心症や心筋梗塞を起こしやすくなり、突然死となるのです。

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